理工学部生の憂鬱

日々思った事、やってることの備忘録

体温で変形するイヤーピース“SureSeal Tips"

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いままでcomply(コンプライ)のウレタン製イヤーピースを使っていた。気に入っていたが、だんだん劣化してきたので買い替えなきゃなと思っていた。
そんな折、GIZMODOでFenderのSureSeal Tips(シュアシールチップス)という面白いイヤーピースが紹介されていて気になったので、使ってみた。

 

フィット感

SureSeal Tipsの一番の特徴は、熱可塑性エラストマーという素材を使っていることだ。体温で柔らかくなり耳にフィットする。
さいきんは気温が体温並みに高いので最初から柔らかい気もするが、確かにつけているうちにイヤフォン独特の圧迫感がなくなっていく。
一般的なシリコン製のイヤーピースは長時間つけていると耳が痛くなるし、ウレタン製も圧迫感はある。どうしてもイヤーピースが合わない人も、SureSeal Tipsなら付けられるんじゃないかと思う。
ただベッタリと密着している感触があり、夏場だからか、蒸れるような不快感を覚えた。

 

遮音性と音質

フィット性は高いが、素材自体は薄っぺらく遮音性は低い。
今まで遮音性が高いウレタン製イヤーピースを使っていたので、なおさら外音が気になる。
その辺のシリコン製イヤーピースよりは遮音性は高いのだろうが、ウレタン製の静寂性と比べるまでもない。

音質に関してはイヤフォンの音に影響を及ぼすタイプではなく、素直に音を伝えている印象だ。
complyなどウレタン製イヤーチップは遮音性が高く、外音で音がかき消されないが、高音や細かい音が吸われてしまい、「音がこもって」聞こえる。一方で低音が強くなる特徴がある。
SureSeal Tipsはシリコン製と同様に、高音や、特に中音域が伸びやかに聞こえる。心象だが低音が弱く、また音が伸びすぎて全体的に締まりがないように感じた。

 

総評

「フィット感を楽しむイヤーピース」
フィット性が極めて高い。いままでイヤーピースのつけ心地に違和感を感じていた人にはもってこいなイヤーピースだ。音に癖がないのも万人ウケするだろう。
ぼく個人としては遮音性を第一に重視しているので、次に選ぶことは決してないが、素材が他にないものなので話のタネには面白い商品だ。

ちなみに素材は特殊だがサイズ感自体は普通のイヤーピースと同じぐらいで、ぼくが使っているEARIN M-2のケースにもすっぽり収まった。 

最終更新日 2019/08/06